皆さんこんにちは!
◎はじめに
①この記事には、個人的な見解が含まれておりますのでご注意ください。
②極コンテンツ・零式コンテンツをメインに話を進めます。
┗完全ライト層にはあまり関係ないかも?
『FF14のヒラとは何?』と問われたら、私は「回復役」と答えると思います。
FF14の歴史上、旧FF14含む新生時代の頃は、敵(ボス)の通常攻撃自体が今と比べるととても痛く、タンクは堅守な仕事、ヒーラーは削られた体力を回復する仕事という感じに、ロールに見合ったプレイが出来ていたと思います。
しかし「蒼天のイシュガルド」に入ると、高難易度コンテンツの厳しいDPSチェックに阻まれ、DPSロール以外も火力貢献を追い求められるようになりました。その流れは今も変わりません。
当時は「早期攻略」という目的だけのため、どのジョブも当たり前に装備が揃っておらず、それを補うためのタンクヒラの必要火力貢献でした。
そうしなければ、クリアすらできなかったと言う事です。
しかし今の流れでは、早期攻略とか関係ない普通に倒せるコンテンツでも、DPSジョブの火力不足を棚上げに、もっとタンクヒラは攻撃して貢献してくれとせがまれる感じに、火力を出すのが当たり前みたいになっているのではないでしょうか?
逆もまたしかり💦 DPSが強くてもタンクヒラが弱いと勝てないみたいな・・・。
そして開発側もある程度それらの意図を組み、必要PTDPS値を設定してるんだと思います。
その延長で「紅蓮のリベレーター」では、タンクが火力を追い求めるようになりました。
俗に言う防御スタンスを入れず、常時攻撃スタンスで殴る動きですね。
火力を出す楽しさを覚えてしまったので、そうなるのは仕方ないのかなあと思ってしまいます。そういう風に運営がプレイヤーを持って行かせた背景もありますし。
そして「漆黒のヴィランズ」に入り、その流れがヒーラーにまでやってきました。
タンクは吉田Pの意向により火力が抑制されたのにも関わらず、ヒーラーはタンク以上のDPSを出せるような状態です。
その影響で仕事であるヒールが後回しにされ、攻撃魔法ばかりしている人も急増しました。
理由としては、タンクの時と似たように火力を出せす楽しみを得た人がいるのと、魔法詠唱することなくインスタントに使える便利な回復魔法が追加されたからでしょう。
データとして情報を引っ張れば・・・。
紅蓮編のオメガ零式:アルファ編4層では、火力の高い白魔で「DPS:4,741」
そして漆黒の覚醒編4層では「rDPS:9,258」と2倍近くも増えました。
参考に戦士を比べてみても・・。
紅蓮編のオメガ零式:アルファ編4層の高い火力は「DPS:5,391」
エデン零式:覚醒編4層の高い人の火力は「rDPS:8,875」です。
ここから本題に入りまして・・。
タンク以上に高いDPS期待値を出せるようになったヒーラーロールなんですが、実際の所、皆がみな高い火力を出せているわけではないと思うのです。
それどころか、今まで以上に求められるDPS値が高くなった影響で、悩んでいるヒラさんも多いはず。
私が思うに、ヒーラーのジョブ内によるDPS格差が広がっていると思うのです。
紅蓮の時と比べて、出せるDPSが2倍近くも高くなり、インスタントに使える回復魔法もタイミングを考えないと行けません。
今回はLogsのデータを参考しつつ、ヒラのDPS格差について書いていきます。
初めに私が調べたLogsのデータから見ていきましょうか!
◎内容の説明
①『極ルビーウェポン破壊作戦』の前半フェーズのLogsのデータを参考にしました。
②比較対象のジョブは『白魔道士』にしました。
┗理由としては、零式より極の方が比較的挑みやすいのと、パース数(データ数)が多かった為。
③Perf100%・75%・50%・25%・10%の人のデータを見ていきます。
攻略時間に対する攻撃回数や、HPS、相方ヒラと比べていきます。
④データの調査日・算出日・個人データは3月17日の分です。
※下記に出てくる円グラフだけは、再度計算しなおした都合上18日の分です。
◆白魔道士の各PerfのrDPS値について
●Perf100%の場合、rDPS値は「11,169」。(最大値)
●Perf75%の場合、rDPS値は「6,818」。 1位の人との差は約1.64倍。
●Perf50%の場合、rDPS値は「5,575」。 1位の人との差は約2.01倍。
●Perf25%の場合、rDPS値は「4,388」。 1位に人との差は約2.5倍。
●Perf10%の場合、rDPS値は「3,390」。 1位の人との差は約3.3倍。
この時点で、Perf100%近く出せるTOP層と、Perf75%近く出せる中上位層との差が1.64倍近くあり、攻撃することに慣れていないPerf25%以下の人たちは、Perf75%の人たちと約1.55倍の差、トップ層との差が3倍以上生じています。
▼比較できるように「戦士」の場合はどうなのか?
参考程度に、タンクの戦士の場合を見ていきますよ。
●Perf100%の場合、rDPS値は「10,736」。(最大値)
●Perf75%の場合、rDPS値は「8,350」。 1位の人との差は約1.29倍。
●Perf50%の場合、rDPS値は「7,711」。 1位の人との差は約1.40倍。
●Perf25%の場合、rDPS値は「6,968」。 1位に人との差は約1.69倍。
●Perf10%の場合、rDPS値は「6,184」。 1位の人との差は約1.74倍。
白魔道士と比べて、TOP層と下位層の差は2倍以下です。
※ちなみにナイトの場合は、Perf100%と10%の差は1.89倍です。
こう見るだけでも、他ジョブと比べてヒーラーのジョブ内でのDPS格差は深刻そうに思えます。
◆円グラフでPerf内にいる比率を算出してみた!
次に白魔のPerf内の分布人数状況を確認します。(3/18のデータ)
あくまでPerf90%以上を誇る人は、全体の約12%くらいしか居ないようです。
それでもPerf75%近く出してる人と1位のDPS差は1.7倍近くあり、それ以下のPerfの人は2倍~3倍と変わってきます。
グラフを見ると分かりますが、Perf75%以下の人は全体の約3/4です。
TOP層のrDPS値が余りにも特出しているのが分かりますね。このくらい火力が出せるデータがあるんだから、やればできるみたいな風潮になってくると、下位層はかなり苦しくなると思われます。
また火力を出せるTOP層のヒラが2人居るPTと、攻撃に不慣れなヒラ2人が居るPTを比べてしまうと、PTDPS差で1万以上変わって来てしまいます。
8人PTに+1人タンクの火力が増えた感じになっちゃいますね。
ではここから、各Perfの情報を見ていきましょう!
◆Perf100%の白魔さん
●前半フェーズの攻略時間は5分(300秒) ●rDPS値:11,169 1位/17,842位
※上記の画像のDPS値は調整される前の数値なので、rDPSではありません。
戦闘時間5分間に対して、グレアの使用回数:88回 ディアの使用回数:10回
ディアによるDOTが93回。ハート・オブ・ミゼリが2回。アサイズが7回。
備考欄:戦闘中の戦闘不能→白魔自身はなし。それ以外4カウントのデス有。
白魔自身のHPS:3,564 ●Parse:7% ●オーバーヒール率:55%
相方(学)のHPS:6,087 ●Parse:50% ●オーバーヒール率:17%
※グレアとディアの詠唱時間とリキャストについて
上の画像の通り、ディアとグレアのリキャストタイム2.5秒になります。
簡単な計算になりますが、1分間ずっと連打してれば併せて24回放つことができます。
そう考えると、足して98回×2.5秒で戦闘時間300秒のうち、245秒は攻撃していたって事になります!
また1回目の爪突進攻撃の際に、約13秒間くらい攻撃が出来なくなります。
それを差っ引くと、残りの約42秒で詠唱のあるヒール魔法だったりインスタントアビリティ、棒立ちしていた時間と言う事になりそうです。
◆Perf75%の白魔さん
●攻略時間は5分1秒(301秒) ●rDPS値:6,818 5,619位/17,842位
※上記の画像のDPS値は調整される前の数値なので、rDPSではありません。
戦闘時間301秒に対して、グレアの使用回数:61回 ディアの使用回数:12回
ディアによるDOTの着弾が84回 ハート・オブ・ミゼリが2回。アサイズが7回。
183/289秒は攻撃していたということですね。※爪突進-13秒しています。
備考欄:戦闘中の戦闘不能→白魔自身含め他のメンバーの死亡なし。
白魔自身のHPS:6,564 ●Parse:57% ●オーバーヒール率:55%
相方(占)のHPS:8,145 ●Parse:88% ●オーバーヒール率:45%
◆Perf50%の白魔さん
●攻略時間は5分1秒(301秒) ●rDPS値:5,573 10,503位/17,842位
※上記の画像のDPS値は調整される前の数値なので、rDPSではありません。
戦闘時間302秒に対して、グレアの使用回数:45回 ディアの使用回数:16回
ディアによるDOTの着弾が87回 ハート・オブ・ミゼリが2回。アサイズが4回。
153/288秒は攻撃していたということですね。※爪突進-13秒しています。
備考欄:戦闘中の戦闘不能→白魔自身含め他のメンバーの死亡なし。
白魔自身のHPS:7,053 ●Parse:70% ●オーバーヒール率:50%
相方(学)のHPS:5,877 ●Parse:43% ●オーバーヒール率:51%
◆Perf25%の白魔さん
●攻略時間は5分18秒(318秒) ●rDPS値:4,388 14,575位/17,842位
※上記の画像のDPS値は調整される前の数値なので、rDPSではありません。
戦闘時間318秒に対して、グレアの使用回数:36回 ディアの使用回数:14回
ディアによるDOTの着弾が88回 ハート・オブ・ミゼリが2回。アサイズが4回。
125/305秒は攻撃していたということですね。※爪突進-13秒しています。
備考欄:戦闘中の戦闘不能→白魔自身はなし。デスカウントは①人。
白魔自身のHPS:6,466 ●Parse:55% ●オーバーヒール率:45%
相方(占)のHPS:7,963 ●Parse:86% ●オーバーヒール率:33%
◎ここまでのまとめ
こうしてみると、Perf50%あたりから戦闘時間の半分が攻撃で、半分は回復+棒立ちって言う感じになっています。
言い方を変えれば、上位層は無駄のない洗礼された動きと言っていいのか、それこそヒールを犠牲にして攻撃魔法ばかりしているゴリラと言っていいのか。私からは何とも言えませんね💦
◆私のデータもあるようで・・・
ちなみに私が白魔道士をしたデータも外人の方がアップしていたようです。
魔法名が英語表記なので、外人がデータをアップしたという可能性が高い。
329秒の戦闘時間に対して、グレアが50回 ディアが11回。計61回。
私自身の戦闘不能はなく、他の人が死んでいてデスカウントは3回ありました。
153/316秒が攻撃していた時間になります。約半分って感じですね。
ここまでの話。
いざデータを見返してみると「ヒーラーって何だろう」って思っちゃいますね。
昔こういう言い回しがありましたが・・。
タンクはちょっと硬いDPS。 ヒラは回復もできるDPS。
みたいな感じに、本当になっちゃうんですかねえ・・。
ロールプレイとは本当になんなんでしょうね・・・😅
まとめに入りまして、今回は「ヒーラーのジョブ内DPS格差」というのを題材に、私が調べたデータなどを私なりに報告して参りました。
私もお遊び程度で白魔道士をやるようになりましたし、踏み込んでみました。
正直、雑殴りみたいな書き方をしているため「こんだけデータを並べて何が言いたいの?」みたいな事をつっこまれたら、「え~・・ジョブ内のDPS格差があると思うんですよね・・・」みたいな、オドオドした回答しかできませんw
ですから、へー。なるほどねー。みたいな気軽に見ていただければ幸いです。
また何か個人的に思ったことなどがありましたら、書いていこうと思います。
最後までご覧頂きありがとうございました!
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ヒラは個々のDPSよりも2人セットのDPSを見たほうがいいですね(例のサイトにもヒーラーダメージ合計という項目があります)。片方の火力が高かったとしてもそれが相手にヒールを押し付けた結果出せているもので、2人合わせた火力では平均よりも低いとなっていれば意味がないですし。例えば白のアサイズにしても、火力だけを意識してリキャごとに吐くのと、範囲回復が必要な場面に合わせて使うのとでは相手の負担も変わってきますしね。